2023.12.14
お知らせ
パーソン・センタード・ケア研修
11/30と12/14の2回の開催で、パーソン・センタード・ケアの研修を行いました。
認知症ケアの一つで、認知症をもつ人を一人の「人」として尊重して、その人の
立場に立って考え、ケアを行おうとする考え方です。
「どうせ何もわからないし、何もできない」と決めつけてしまう職場風土に
問題があるとして、「人の部分」その人独自の要因に着目することで、悪化している
ように見える状態も、ケアによって改善できるかもしれないという見方を考えて、
ケアをしていくことです。
認知症の方が「何を必要としているのか、何を求めているのか」心理的ニーズを理解
することが大切です。「何もできないのか、どうしてこちらの意にそぐわない言動が
現れるのか」支援する側が理解し、相手の求めている「ニーズ」を理解することが
認知症ケアを行う実践する上で重要なものだと思いました。
日々忙しい看護・介護現場ではありますが、研修を通してパーソンセンタードケアをする
この実践が認知症ケアの理解の一助となることを期待します。